住宅と家族のための防災対策情報3
最近、災害がおおいですね〜〜。太平洋側にお住まいの方地震大丈夫ですか? 台風の時期でもありますし、災害(火災・積雪)に対しての防災対策についてのページ作成しました。
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記号の意味・・・点検と補修方法 /注意事項 /ワンポイント
- 火災
- 住まいの災害の中で最も多く、その被害も深刻なのが火災です。火災は一瞬のうちに家財ごと家を灰にしてしまう恐ろしい災害であり、逃げ遅れたものが死亡するといったことが後を絶ちません。普段より火災予防に心がけ、災害時の対処法も十分認識しておきましょう。
出火防止 | 最近IHが増えてきていているので、火をかけたまま放置したことが原因の火災は減少傾向にあるとおもいます。(IHは大概、長時間使用による自動電源遮断機能や一定の温度を超えると電源が切れる機能が付いているため) ガスコンロの場合は、直接火を扱っていることもあり、使用時は、絶対にその場をはなれないでください |
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早期発見 | 消防法の改正(2006.6)によりすべての新築住宅に住宅用火災警報器設置を義務つけられましたが、既存住宅にも各市町村によりますが遅くとも2011年の5月中にはすべて設置しなくてはなりません。設置場所は寝室や階段廊下、自治体によっては台所となっています。 ちなみに、福井県では永平寺町は2008年の5月中までが設置義務日でしたが他は2011年の5月中になっています。また台所の設置義務等はされておりません。 また永平寺町と小浜市・高浜町・おおい町・若狭町に関しては、設置届を提出しなくては、いけませんので注意してください。 早期発見のためにも早めの設置をお勧めします。 市販のものから業者に発注するものまで、機器の値段は2000円位からあります。 |
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通報 | 一人で消そうとせず大声で近所に知らせ119番通報等の協力を求める | |
初期消火 | 出火初期のうちは消火器などを用い 火事を大きくしないことが大切です。 しかし初期消火の限界はカーテンや家具に火が燃え移り天井に火災が及ぶまでです。以後は避難に徹してください。 |
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避難 | 万一に備え住戸内や敷地内の避難経路を確認しておき、乳幼児や高齢者は、とにかく早く避難させましょう。 | |
てんぷら油は約340℃で発火します。ガスコンロ使用している方は特に注意してください。 万が一発火してしまった場合は、あわてずにぬらしたタオル(大きめが良い)等を覆いかぶせるか消火器で消火しましょう。(火は空気を遮断すると消えます。)てんぷら鍋をひっくり返すと大変危険ですので、十分注意してください。 |
- 積雪
- 福井は、積雪地帯です。冬季に住まいを雪から守るためには、雪下ろし等も必要になってきます。放っておくと軒先の破損や家屋の倒壊の被害をこうむることがありますので、注意しましょう。
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@「巻きだれ」「つらら」は、軒先、雨樋の破損、落雪等の危険を伴いますので、大きくならないうちに取り除きましょう。 A積雪時特有の「すがもれ」に注意しましょう。 B氷点下の時は、給水管の破損による漏水がないか点検しましょう。 (全ての水栓を閉じて、水道メーターの作業状況を見ることでわかります。) C長時間暖房をする場合は、 時々換気をし、結露の防止に努めましょう。 |
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@屋根葺き材、雨樋の破損 A植木の手入れ Bテレビアンテナ、煙突などの破損 Cバルコニーや車庫、物置などの弱い部分 |
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下記のような時は、雪下ろしを早急にするように心がけましょう。 @老朽化した屋根 A軒の出が大きい屋根、庇 B片荷重を受けやすい大きな屋根 C周囲に高い建物や山があって吹きだまりになりやすい屋根 Dバルコニー、車庫物置などの屋根 Eその他、梁間が大きい屋根(大スパンの屋根) 福井では、雪に備えて融雪装置を備えている家庭や屋根に雪を蓄えておける家も多くあります 冬、雪が降る前には設備等の点検をしっかり行い積雪時に 不備の無いよう備えましょう。 |